魂の存在感

今までこれだけ大きなインスタレーションをいっぺんに観られる事ってない。


それだけ楽しみにしてた😊


塩田千春


先月からの開催で10万人って😨
そんなに人気なの?
ちょっとゆっくり観たいから開館と同時に入りました。


空いてて良かった👍
きっと混んでるのは撮影OKでSNS投稿できるからなんだろうし、彼女のインスタレーションは何処を切り取っても映える。


間近でみるとやっぱりいい。
観ると言うよりインスタレーションの中に入っていく感じ。
観るのではなく、入る事で彼女のインスタレーションはより作り手と観る側の距離が縮まる。

彼女がベルリンで作品を作っている時はトリエンナーレでしか観れんかった。
それを一度に観れるなんて幸せ。

彼女のインスタレーションは独特で糸や紐、毛糸に縄を使うものが多いです。
一見アバンギャルドに見えたり暗く悲しく見えたりします。
それが良かったり、凄かったりするんだけど。


彼女は糸を紡ぐけど、同時に言葉も紡ぐんだよ。



作り手の思いや思考が作品になる。
観ための格好良さや好きな感じ、嫌な感じ、嫌いな感じあるんだけど、その言葉(解説文でなく)を観る側がシンクロさせて観るとまた違った印象や表情になる。

今回のインスタレーションの最後にも「魂」について感じている事、思っている事をVTRにしてあり、その魂って一体なんだろう?
を投げかけて終わってます。

彼女の作品は魂のかたまりなのだから。
その魂の続きは彼女の次のインスタレーションできっと観れるんじゃないのかなって勝手に思ってます。




これから観られる方は、塩田千春の言葉を海馬の中において観てみて下さいね〜。

しかし、森美術館の方たちに何故か英語で声や話しかけられた日でした😅
きっと日本人に見えなかったんだろうね。
僕にしては珍しい。




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